少し前のお盆休みに最近使っているらくちんラケットの糸にほつれが見えた。
自分の狂った時間感覚では最新ラケットなのだが2001年発売、25年前の
ウイルソン トライアド ハンマー 3.0 115 SQIN with ROLLERS
シャフトにパーツとして防振ゴムがびっちりはさみこまれている上に
糸の折り返しがローラーになって回ることで振動吸収するという
違法すれすれの115インチ面をもつ超デカラケ。
厚さが3センチもある厚ラケだが先端にいくと細くなって2.5センチ。
でかくて厚い上に普通より1センチくらい長い。
それでいて260グラムの軽さ。
どう打とうが肘が痛くなることはない優しいラケット。
どう打とうが空振りができない易しいラケット。
グリップエンドに40グラムのおもりを貼って上からテープをまいているので
20グラムの糸を張ってはかりに載せると320グラム。
一応黄金スペックにしといた。
25年前に福利厚生外注会社ベネフィット・ワンのカタログをもらったが
欲しいものがなくてラケットを2本選び、弟にも2本選ばせて4本取り寄せたうちの1本。もう1本のヘッドのインスティンクトはう〇ち色の名器で、これは後に中古で新品同様のものを追加で買って2本ある。糸を張ってある方は時々使う。
弟が選んだのはヘッドのトキ色のラジカルでアガシ選手が使っていたものと、
セレナ ウイリアムス選手が使っていたウイルソンの黄色いラケットだったが、
今は弟がテニスをしなくなったので自分の所有となっている。
25年前の購入時にトライアドに張ったバボラのブリオという白いうどんのような糸がほつれてきた。使いだしたのは最近なので25年間使ったわけではない。
お盆休みの最終日に40年以上前から利用しているラケット屋さんに行った。
せっかくなのでトアルソンのイルカのマークのラケットも連れていった。
デルフィーノというラケットでネットで未使用品と新品同様と程度Aの3本を衝動買いしたうちの、程度Aを連れていった。
未使用品と新品同様はなおも鑑賞用のまま。
バボラの安めのブリオは細い糸をたばねた構造のうどんで打感が柔らかかったのでブリオを探したが無かった。
品揃えは本当に少なくて、ナイロン ポリエステル 各3種類くらいしかなかった。
羊の腸から作った ナチュラル もなかった。
数十年来ないうちにかなり店がバトミントンよりになったようだ。
お得意様は地元のなんとか高校となんとか中学らしいのが店内のポップで
わかった。なんとか高校となんとか中学バトミントン部20%引きとか。
バボラの知らない糸は糸だけで6000円くらいした。
昔ながらのゴーセンのミクロスーパー1.3mmが工賃込みで3500円だった。
手書きポップの『迷ったらこれ!』は大昔からミクロスーパーの代名詞だ。
ブリオと違い、細い糸の真ん中に太い芯の糸が入っているタイプで、
ブリオがマルチでミクロスーパーはモノという構造だ。
マルチほど柔らかくはないがポリエステルより柔らかい。
ブリオが白いうどんならこちらは透明な太い春雨だ。
白い方がよかったが値段も安いし46年前から使っているしブリオはフランス
だしゴーセンは日本の会社だし安いしでミクロスーパーにした。
感じの良い若い店員さんが明日17時以降には張りあがっていますと言った。
お盆明けの会社帰りに寄って張りあがったトライアドとデルフィーノを回収した。
帰りがけに見覚えのあるおじさんがたまたまバックヤードから出てきた。
多分40年位前から知っている店主。
少しおじいさんぽくなっていた。
棚の向こうにいる店主に店を出ながら『ありがとうございましたー』と声をかけた。
20年くらい来ていなかったので向こうは覚えていないだろうが、
『ありがとうございまーす』という声の調子は昔と変わらず若かった。
品揃えがひどかったので次は他の店にしようと思っていたが、
次もここでミクロスーパー工賃込み3500円でいいか。
マッケンローの影響でずっと40ポンドくらいで張っていたが今回、縦47ポンド横44ポンドで硬めに張った。50ポンド近辺は高校以来ではなかろうか。
先日テニスで使うとかなり硬かった。飛ばない。
まあ時間とともに自然と糸のテンションは落ちてくるだろう。
打ち方もそれなりに変わるだろうし、変わるのも楽しい。
部屋でぽんぽんとテニスボールをリフティングするといい感じ。
ミクロスーパーってこんな感じだよねーって感じ。
ブリオがパコーンと言うのに対してパシャーン。
セロファン紙の薄紙というか紙風船というか。
硬めに張ったミクロスーパーは懐かしい。